『めかのめ』は、冬野灰馬が独断と偏見で昨今の面白メカ物件を紹介していくコーナーです。
今回はバンダイから発売のアクションフィギュアを紹介いたします。
■セガバンダイ、なんていう冗談がそろそろ通じなくなってきたような2010年、しれっと発売されたこのフィギュア。スタイル良し、可動良し、付属品良しでいい所づくめの非常にすばらしい商品だと思います。デスクトップで往年の活躍シーンを再現されている向きも多いのではないでしょうか?
全体的に手堅くまとまったこのプロダクトですが、スタイリングはここ最近のハセガワ・コトブキヤ連合によるハイエンドCGモデルの『リバースコンバート』※1路線とは一線を画して、ゲームモデルに近いシャープなアプローチになっているのが興味深いところです。
■バーチャロンといえば、ゲーム以外に莫大な量のコンテクストが存在するのも魅力の一つ。また、その出自からか、模型との親和性も非常に高く、当初から立体造形物に関しても様々な方向性が探られてきたのはファンの皆さんならご存知の通りでしょう。
カトキ氏による設定画、ゲームモデル、ハイエンドモデルと、ソースになる「かたち」だけでも三種類もあるのがバーチャロンの特徴でもある訳ですが、『決定稿』という言い方を巧妙に避けることで、イメージの固定化を逃れる工夫をしてきたのもこのシリーズの個性と言えるのではないでしょうか。
2010年11月22日月曜日
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