2010年12月29日水曜日

グラフィック・レポート#003 重力装甲メタルストーム

助手 所長~どこ行ったんですか~?メイキング最終回の締切りが迫ってますよ~

助手 (物陰を覗く)?なんかあるぞ…。なんじゃ、このイラストは?!いつの間に…。

所長 みぃたぁなぁ~

助手 ひっ!脅かさないでくださいよ!

所長 ゴモラのメイキング最終回があまりに書けないので苦しんでいたら、意識が遠のいてな。

所長 気付いたら一枚描いちゃってたという訳だよ(笑)

助手 そんな訳あるかい!(飛び蹴り)

所長 ぶふっ!記事が増えるのはいいことじゃないか~

助手 まぁ、そうなんですが…しかし、なんか上下間違ってませんか?レイアウト。

所長 いやいや、このゲームの場合はこれでOKなんじゃよ。最大の特徴だからね。

助手 (wikipediaを読みながら)重力反転ギミックが売りなんですか。なるほどねぇ。

所長 あえて天地反転構図で描いてみたのだが、どうかな?

助手 背景になんか見たことがあるのがいますね(笑)

所長 R-TYPE FINALではスルーだったが、このゲームも一応R-TYPEの外伝っぽい世界観らしくって、三面ボスの背景にはこの巨大戦艦が描いてあるんだな。そういうくすぐりも非常に上手いゲームだと思うぞ。

助手 変形合体する五面ボスも背景に『R-75』なんて描いてあって、例のシリーズとの関連性を妄想できるような感じになってますねぇ

所長 あのボスはホントにカッコ良いんだよな。いずれ描いてみたいと思うぞ。※1

助手 (ニコ動を見ながら)しかし、アニメも凄いし、背景はファミコンなのに多重スクロールなんですね!※2
重力装甲メタルストーム動画(ニコニコ動画)

所長 このゲームのグラフィックの凄さはやはり動いている所を見てこそだろうね。※3

助手 末期ファミコン、恐るべしといった所ですか。

所長 技術と作り手のセンス、両方がある奇跡的な作品なので、見かけたら是非遊んでみて欲しい!

※1 R-75『アトランティス』 三個のパーツがゲッターロボのように変形合体するメカ。R-TYPEよろしく、三形態それぞれに特殊レーザーが割り振られている。


※2 実際には多重スクロールではなく、自機の移動量に応じて背景グラフィックを書き換えている。自機が一ドット単位で動くと、背景も一ドット単位でスライドさせる、といった事をやっているのだが、このゲームが凄いのはそこに更に絡め手のような凝った書き換え処理を取り混ぜているセンスの良さだと思う。


※3 往年のゲーメスト読者イラストコーナーで有名だった転清氏がこのゲームのグラフィックを担当している。上手い人は全てにおいて上手いのだと思い知らされる…。僕もがんばらないと。

2010年12月23日木曜日

グラフィック・レポート#002 バトルシャーク

助手 さあ、やって来ました第二回!…あれ?

所長 なにかね?怪訝そうな顔をして。

助手 あやかりもののタイトルって聞いたんですが、バトルシャークってなんのあやかりなんですか?

所長 ほら、絶賛公開中の『ヤマト』にちなんでな。どうじゃね?

助手 (飛び蹴り)『宇宙』じゃねーし!(裏拳)『戦艦』でもねーよ!

所長 げふんげふん。だって、こんな機会でも無いとバトルシャークなんて取り上げられないぞ!

助手 …まぁ、そうですね。てっきり『宇宙戦艦』にちなんでもっと危ないタイトルを出してくるかと思ってました(笑)※1

2010年11月29日月曜日

メイキング更新&ページ追加。

■メイキング記事を更新しました。今回で八回目、内容は質感の設定について。
説明用のキャプチャ画像がどんどん増えるので、少々手こずりましたが、どうにかUPまで漕ぎ着けました。相変わらずちょっと長いですが、よかったら読んでみてください。

不思議なことにアクセスログを見ると、メイキングを見てくれる人の多くが第六回以降見ていないんですよね(笑)『そこから先が作者的には…』とか思うんで、ホントよろしくお願いします(涙

■あと、ブログ記事の『グラフィック・レポート』も専用ページを追加しました。
まだ一ページしか無くって寂しいですが、毎月どんどんUPして賑やかにしていきたいと思っています。
こちらも是非よろしくお願いします。

2010年11月22日月曜日

SSSLブログ開始します。

■めでたく2010年11月22日、当サイトは二周年を迎えました!これからも採算度外視(笑)な面白ネタをやって行く所存ですので、今後もご愛顧頂けると幸いです。

■さて、#005の発表からそれほど間を空けずにまたリニューアルです。
以前からコンテンツの更新作業の煩雑さがネックだったのですが、HPに関する大きな作業については、Bindを導入して力づくで軽減しました(Bind、便利です)

それでもやはり速報性の高いものやニュース的な突発企画は通常のHTMLではやりにくかったんですよね。履歴の管理が大変ですし。

そこで、トップページをブログタイプにしてみました。今後の情報はここで発信していく予定です。

同時に、重厚長大化したメインコンテンツと並ぶ、気軽なコンテンツをいくつか用意して、更新頻度のUPを計画しています。大体一ヶ月に一度、月刊誌のような更新が出来るように努力しますんで、頻繁に見に来ていただけると嬉しいです。

■ところで、ブログ側のタイトルが微妙に違うことにお気づきの方もおいででしょう。そう、こちらは本サイトの『ライブラリー』に対して、『ラボラトリー』という事になっています。
ニュアンス的には、ラボで研究した結果がライブラリーに収蔵されるような感じですね(笑)

これまで個人ブログの『冬野は今』でやっていた製作レポートも今後はこちらでやっていきますし、突発的なゲームに関する記事なんかもできたらいいなと考えています。

■今回の更新では『グラフィック・レポート』と『冬野灰馬のめかのめ』をUPしました。
『グラフィック・レポート』はメインのギャラリーに対するサブ的な存在を意図しています。こちらはメインギャラリーのようなヘビーな作品ではなく、ネタ勝負でいろんなアイテムを取り扱っていけたらと思っています。

もう一方の『冬野灰馬のめかのめ』はシューティングに限らず、いろんなメカネタを取り上げる不定期コラムです。第一回はバーチャロンからテムジンのフィギュアをご紹介。これまたいろんな作品を取り上げていきたいと思っていますのでこれまたよろしくお願いします。

冬野灰馬の『めかのめ』 第一回 COMPOSITEVer.Ka テムジン(バンダイ アクションフィギュア)

『めかのめ』は、冬野灰馬が独断と偏見で昨今の面白メカ物件を紹介していくコーナーです。
今回はバンダイから発売のアクションフィギュアを紹介いたします。

■セガバンダイ、なんていう冗談がそろそろ通じなくなってきたような2010年、しれっと発売されたこのフィギュア。スタイル良し、可動良し、付属品良しでいい所づくめの非常にすばらしい商品だと思います。デスクトップで往年の活躍シーンを再現されている向きも多いのではないでしょうか?

全体的に手堅くまとまったこのプロダクトですが、スタイリングはここ最近のハセガワ・コトブキヤ連合によるハイエンドCGモデルの『リバースコンバート』※1路線とは一線を画して、ゲームモデルに近いシャープなアプローチになっているのが興味深いところです。

■バーチャロンといえば、ゲーム以外に莫大な量のコンテクストが存在するのも魅力の一つ。また、その出自からか、模型との親和性も非常に高く、当初から立体造形物に関しても様々な方向性が探られてきたのはファンの皆さんならご存知の通りでしょう。

カトキ氏による設定画、ゲームモデル、ハイエンドモデルと、ソースになる「かたち」だけでも三種類もあるのがバーチャロンの特徴でもある訳ですが、『決定稿』という言い方を巧妙に避けることで、イメージの固定化を逃れる工夫をしてきたのもこのシリーズの個性と言えるのではないでしょうか。


グラフィック・レポート#001 アーガス

助手 はい!始まりましたグラフィック・レポート!記念すべき第一回は…。

ジャレコのアーガスでございます。(パチパチパチパチ)

助手 私は当研究所で研究助手を務める『助手』でございます。
以後、お見知りおきを。(ぺこり)

…っていうか、何故にアーガスなんですか?そのチョイスの意図は…。

所長  キミは『アーガス』の意味を知っておるかね?